コロナの影響で立ち会い出産ができない病院もあるそうですね。
せっかく待ちに待った出産をパパが立ち会えない状況は本当にとても悲しいですよね。産後の記憶は時間が経つごとに薄れてしまうので、少しでも思い出を残せたらいいですね。
ニューボーンフォトのプロとして、何か手助けができたら、そんな思いで産後のママにも無理なく一生の思い出に残せそうな、入院中にできるスマホでセルフニューボーンフォトをご紹介します。
ニューボーンフォトには2タイプの撮影方法があります。一つはドキュメンタリースタイル、そしてもう一つはWRAPしたり洋服や布を使ってスタイリングするスタイルです。入院中はその時しか無いシャッターチャンスが目白押し。ずばり入院中はドキュメンタリースタイルで写真を残すのほうが断然おすすめです。立ち会い出産できるパパも参考にしてくださいね。
入院中に残しておきたいシーン
もちろん赤ちゃん♡
生まれたてホヤホヤ、文字通り赤赤赤ちゃんと言って良いほど、赤いです。自然分娩ならママと一緒に頑張って、産道を通ってきた証。体全体の赤みは数日で普通の肌色になります。顔も数日間で様変わりです。
顔や手などのパーツ撮影(マクロ撮影)
スマホは接写撮影が得意なレンズが付いています。まだシワシワの小さな手や足などは入院中の時だけでしょう。
入院中の病室
無事出産まで耐え抜いた思い出の地。数年後に写真を見返すとその時の気持ちが瞬時によみがえることでしょう。
頑張ったママ
何を隠そう一番頑張ったのはママです。メイクをしてなくても美しい!赤ちゃんを産むことは素晴らしい。ありのままの姿。今は恥ずかしくても10年後20年後に綺麗だったと思うことでしょう。実はこれは私の個人的な意見。
私の時のエピソードですが産後息みすぎ?で自分の顔の血管が何箇所も切れていました。
子供はぐんぐん成長して今はやんちゃ盛りです。ちょっと悪いことをした時なんかには、その時の写真を見せてママは大変だったのよって言うと少しお手伝いの数が増えるかも。
胎便
緑のうんちは赤ちゃんがお腹の中でミルクを飲む練習をしていたんですね。
おむつ換えの時に全身撮影
オムツ替えの時についでにささっと写真を撮ってしまえば、赤ちゃんやママの負担にもならないですね。もし裸ん坊にする場合は冷房はストップして時間をかけず、すぐに撮影してくださいね。
母子同室ならできる撮影方法
小さなミニ三脚でセルフタイマー撮影
病室の机や窓枠にスマホと三脚を置いてセルフタイマーを使えば、病室全体の様子も残せておすすめです。
アマゾンに便利なリモコンがなんと480円でした。これからセルフ家族撮影にも使えます。これは私も買いたいな。
大切な赤ちゃんと産後の辛い状況のママです。
入院中にしない方が良いNGセルフ撮影もお伝えします。
セルフNGな撮影
プロが撮影するポーズや小道具を使った写真 NG
一見そのまま撮影したように見える写真もフォトシップの合成を使ったものがたくさんあります。
ポーズも安全を勉強したプロにおまかせするほうがよいです。真似するとあぶないですし、時間もかかります。
入院中はママの回復を優先する方が良いですよ。
赤ちゃんの足や手に指輪を使ったアップの写真 NG
指輪を足や手にかけるのは動いたり、洋服に引っかかったりすると危険です。1人でセルフで残すのはやめておいた方が良いでしょう。
また石の大きなタイプも動いた瞬間に擦れて怪我をする可能性があるので、数人で撮影する方が安全です。
抱っこしている最中のセルフ撮影 NG
赤ちゃんを抱っこしたまま、スマホを片手にセルフ撮影はアングルなどに集中してしまいがちです。
首が座っていない赤ちゃんですので危ないのでやめましょう。
自撮り棒を使った撮影 NG
こちらも同じく産後にママが体力や筋力が落ちた状態で、不注意になり自撮り棒ごとスマホが赤ちゃんの上に倒れてきたりする可能性もあります。
ママも無理しないでくださいね。リラックスです。
もし奇跡的にスマホを産室に持ち込むことができたら、、カンガルーケア中のママと赤ちゃんを撮影しておきたいですね。
ダメ元でも、バースプランに追加する事も良いですね。
出産前に看護婦さんにお願いしてみましょう。もしかして引き受けてくれるかもしれませんよ。
キンダーフォト ドウパー 明日香